仕事と勉強の両立につながる勉強法

看護学校を卒業して無事に看護師国家試験を合格したら、いよいよ看護師としてのキャリアがスタートします。
看護師として臨床現場に立つと、不安や期待で胸が一杯になるでしょう。
誰もが新人看護師としてスタート地点に立ちますが、新人ならではの悩みもあります。

新人看護師に悩みとして良く聞かれるのが、仕事と勉強の両立です。
医療業界は日々進化を遂げており、実際の臨床現場には様々な疾患の患者が治療を受けているためです。
看護師の勉強不足は、直接患者の健康に影響します。
そのため、特に新人看護師は仕事を覚えるだけでなく、新しい技術や様々な疾患についてしっかりと勉強する必要があります。
事前に勉強、勤務しながら勉強、帰ってからも勉強と、新人看護師には勉強の終わりがなかなか見えないのが現状です。

とは言っても仕事と勉強を両立させている看護師も少なくなく、それには何かしらの秘訣があります。
新人看護師には、分からないことたくさんあります。
そのため、あれもこれもと手を広げて勉強すると、時間がかかるだけでなくモチベーションの維持が難しくなります。
そこでおすすめなのが、制限勉強法です。
これは勉強時間や勉強範囲を制限し、集中して勉強する方法です。
例えば1時間なら1時間と時間を設定し、さらに担当患者の疾患とテーマを制限します。
そして時間になったらきっちりと勉強を終了させるということを継続させれば、少しずつ分かる範囲が広がってくるでしょう。
特に新人看護師の場合は勤務中にとにかくメモを取り、そのテーマを後々復習しておくと勉強しやすくなります。